近年、井戸の新たな導入や古井戸の再生など、その利用価値が見直されています。
わたしたちは昭和47年創業のさく井工事・ポンプ工事を中心とした会社です。
技術革新の進む業界にあって、最新技術へのたゆまない取り組みで
豊富な地下水源を安心安全な水質でご提供します
地下水の用途
工業用水・営業用水
飲料用と水力発電用を除いた用途です。
主に機械の冷却水として、運送会社やガソリンスタンドの洗車用として、他にも理容・美容院などで導入が進んでいます

農業用水
稲作、畑作、水耕栽培、畜産など農業生産に利用される水を言います。水不足や天候に左右されないという点で、大変貴重です。

防災井戸
もしもの時の非常用水源としての井戸です。災害による断水時を想定して、電気などの動力を必要としない手押しポンプが見直され、需要が高まっています。ご自宅に長年使われていない井戸がある方も、ぜひご相談ください。

水道水源としての井戸
上水道が整備されていない地域では、なくてはならない井戸です。また表流水ではなく、地下水のみを水道水源として井戸を使用している地域もあります。水道水源の取水設備としての揚水井戸には、浄水場が併設されています。

地下水には水道代の節約の他にも、さまざまな恩恵をわたしたちにもたらしてくれます。
ですが、導入の前に知っておいて頂きたいことがあるのも事実です。
簡単ですが、まとめましたのでご一読ください
井戸導入のメリット
水道代の節約
飲料以外のあらゆる場面で使用することができるため、
水道代の大幅な節約になります
安定した水質
古くから日本の地下水は良質と言われています。
土の中で水が微少に炭酸ガスを含み、ミネラルも溶け込んでいるからです
一定の水温
不圧地下水(注3)では、年平均水温はその土地の年平均気温よりやや高く、日本では12℃~15℃と言われています。
被圧地下水の場合は、年中恒温で冬は温かく、夏は冷たい水に感じられます。
井戸導入のコスト面
コストに差があります
- 帯水層の位置が深いほどコストがかかります
- 地層が硬いほどコストがかかります
- 用途によって大規模な工事が必要です
- 用途や水質によって、ろ過設備が必要になります
定期的なメンテナンス
- ブラッシング洗浄
- 井戸底に溜まった砂、泥の除去
- 地下水を汲み上げる水中ポンプの更新
- 揚水試験による井戸の性能の点検
注1)不透水層
地下水を通さないか、通しにくい層で、粘土層などのように帯水するが流動しにくい難透水層と、団結した堆積岩のように隙間がなく、水を通すことも含むこともない非透水層に分けられます。
注2)深井戸
井戸の代表的なものに「浅井戸」と「深井戸」があります。深井戸は、岩盤のさらに下にある被圧地下水を利用する井戸で、工事費用は大きくなりますが水量が安定して供給されるメリットと、雨や汚染物質の影響を受けない良質の水を豊富に汲み上げることができます。
注3)不圧地下水
地層の浅いところを流れている水を「不圧地下水」、深いところにあって圧力を受けている水を「被圧地下水」と言います。
不圧地下水は、地下水面が、土壌の粒子の隙間を通して大気や地表の水とつながっているため、受ける圧力は地表の水と同じです。古くから井戸水として飲み水などに利用されてきました。